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続く「クロンビ爆破作業」、済州海軍基地葛藤は最高潮
「江汀港は海軍基地」発言に済州道、強力に対応
2012.04.09 (月) 高恩英 ey7023@jejujapan.com

   
▲ (左から) 済州海軍基地の軍民複合型観光美港鳥瞰図、江汀村クロンビ岩は、多様な動植物が棲息する岩湿地で美しい景観と生態系を誇る。  撮影:尹龍澤

最近江汀で、済州海軍基地(民軍複合型の観光美港)建設の一環としての「グロンビ爆破」を巡って、葛藤が最高潮に達している。禹瑾敏済州特別自治道知事とオ・チュンジン道議会議長が7日緊急会見を開き、政府に民軍複合型観光美港工事を一時中断するように訴えたが、政府の済州海軍基地建設推進の意志を変えさせるには至っていない。済州海軍基地建設施工会社側では、今後も数ヶ月に亘って1工区で最大8トン、2工区で最大35トンの火薬を使用、ケーソン製作場を作るための敷地平坦化作業を行う計画だと明らかにした。

政界も4・11総選挙を前にして保守と進歩が全面的に対立している。国防安保と関連した「イオ島管轄権問題」とチェドリがグロンビ(江汀村)の沿岸で思いっきり泳げるようにしなくてはならない」という朴元淳ソウル市長の発言の中核をなす「ソウル大公園内の動物公園のイルカ「チェドリ」が新たなイシューとして浮かび上がる中、保守と進歩がそれぞれの立場を鮮明にして角を突き合わせている。

去る7日から始まった西帰浦市江汀洞作業現場発破作業に関連し、道内団体の動きもますます活発になってきた。発破作業が始まり、済州海軍基地建設に賛否の両陣営が江汀川の橋梁を間に挟んで「済州海軍基地建設促進市民大会」「工事中断 座り込み篭城」、「海軍基地反対平和女性文化祭」などを開き、各々の立場を表明した。当日、警察と消防当局は賛否両陣営の衝突に備えて1,000余名の警察力と救急車などを待機させたが、両陣営の江汀川橋梁進入を完全に食い止めることに成功し、幸いにもたいした衝突はなかった。

保守側の「セヌリ党」済州道本部の総選挙予備候補者たちは、8日、江汀海軍基地問題解決のために済州道本部と中央政界も参加するクルーズ船出入港可否検証委員会を作ることを政府に公式に要請した。それとあわせて、海軍基地推進に伴う地域発展支援規模の大幅な増額も建議した。しかし中央党本部との意見調整なしの道党本部次元の立場の表明にとどまった。

また12日に開かれた292回済州特別自治道議会は民軍複合型の観光美港(済州海軍基地)問題の円滑な解決のためにも、工事中止命令が直ちに実現するように汎国民的力量を結集していくことを明らかにした。オ議長は「道知事は特別自治道法で移譲された権限によって、共有水面埋め立て許可を取り消すなど、勇断を下すことを願う」と注文をつけた。

「済州民軍複合型観光美港事業」は1993年から建設論議が開始され、2007年には「海軍基地」として推進されることになったが、2008年に至って、民と軍が共存する民軍複合型観光美港として建設することが最終決定された。

しかし、最近、国防部が「江汀港は民軍   複合港ではなく海軍基地」であると発表するに及んで、議論が再燃し、済州道はそうした主張に全面的に反駁した。とりわけ、15万トン級のクルーズ船航行関連の技術検討が国防部単独でなされたものであったにも関わらず、あたかも済州道がそれに関わったかのようにほのめかしている点も、問題視している。道は去る3月9日に国防部が発表した済州海軍基地に関する立場に対して意見書を提出した。

道は、済州基地は海軍基地がふさわしいとしたキム・ミンソク国防部スポークスマンの発言は誤りだという点を明らかにした。金スポークスマンは去る8日MBCラジオ「ソン・ソッキ(孫石熙)の視線集中」での電話インタビューで、「済州基地は国防部予算で9,700億韓国ウォンを投資して建設しており、明らかに海軍基地」とし、「当初は寄港地としていたのに、今では海軍基地という概念に変わったという主張は誤解」と話したことがある。

それに対して道は、「この度の事業は明らかに民軍複合型観光美港建設事業」であり、「去る2008年9月国務総理が主宰した国家政策調整委員会でそのように決定したことがあり、去る2009年に国防部長官、国土部長官、済州道知事などが締結した基本協約でもそれが明確にされている」と主張した。

さらには、国防部の公式的な解明も要請した。道は「スポークスマンの発表というものは国防部の公式的意見」であり、「もしも金スポークスマンの発言が間違ったものであれば、それに関して国防部は明確な立場を明らかにすべき」だと強調した。そしてクルーズ船出入港に関連する国防部の立場にも異論を唱え、済州道と国防部が協力して、15万トン級クルーズ船出入港に関する再検証を始めることを改めて主張した。

それに対して海軍は14日、済州海軍基地建設事業に関連した説明資料を配布して、事業に関する手続きに問題はないと改めて強調した。またイム・ジョンユル国務総理室長は16日に記者会見を開き、「済州民軍複合型観光美港の安全性再検証は受け入れるが、工事一時中断は事実上困難」という立場を明らかにしたうえで、「民軍複合型観光美港建設が江汀村を中心に済州発展の契機になるように、1兆ウォン規模の地域発展計画を樹立した」と語った。


記者 : 高恩英    ey7023@jejujapan.com
 

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江汀村クロンビ岩は、多様な動植物が棲息する岩湿地で美しい景観と生態系を誇る。撮影:尹龍澤
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登録番号 : Jeju Da 01093   登録時間 : 2008年 11月20日   発行人 : 宋姃姬
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