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済州の発展と共に歩んできた人生、 そしてこれから
東京韓国商工会議所 名誉会長 呉賛益 (Oh Chan ik)
2011.10.07 (今) ソン・ジョンヒ editor@jejujapan.com

   
▲ 東京韓国商工会議所 名誉会長 呉賛益 (Oh Chan ik)写真提供 : 済州特別自治道

先ずは、会長の済州道との関係と家族について教えてください。

  呉賛益 :両親は表善で生まれました。先祖代々表善で暮らし、表善の呉氏はほとんどが親戚にあたります。


会長が済州道に興味を抱いたきっかけを教えてください。

  呉賛益 :幼い頃、父に漢字で表善面という文字を書けと言われ、自分の故郷が表善面だとわかりました。父は毎日のように懐かしながら故郷の話をしていました。


故郷についての話で記憶に残っている話はありますか 。

  呉賛益 :海が綺麗といった具体的なことはあまり言わず、自分たちは日本人ではないという事を強く言っていました。小学校3年の時、両親の友人で同じ表善出身の方に誘われて、表善と同じくるという事で、福島県いわき市小名浜に引越しました。


兄弟は何人ですか。

  呉賛益:6人兄弟の2番目で5男1女です。福島に行く時は5人で、10歳下の弟は福島で生まれました。


済州にはよく行かれますか?毎年伐草に通うとか?私は実家に帰る度に故郷が変化しているように感じられるのですが、会長も昔と最近とでは済州の印象が違いますか。

  呉賛益:そうですね。違う印象を受けて帰ってきますね。36年前の26歳の時に、初めて済州に行きました。その当時は祖父と祖母がおり、毎年お正月になると、両親が済州に行っていたのですが私は同行しませんでした。でも、26歳の時に両親が先に行き、後から正月休みを利用して私も行きました。


最近の済州をどのように感じられますか。

  呉賛益:コンベンションセンターを作るにあたって、道路などの基礎設備が非常に良く整備されたと思います。私が初めて済州島を訪問した時には道も悪く、城山から表善に入るのに2時間もかかったのに、今はどこに行っても道が繋がっていて、便利になりました。また治安も良く、中国や日本へ飛行機で2時間程度の距離だし、済州道はもっと躍進していくと思います。それと地名の漢字を見ると、一層、済州道の美しさを実感できるものですので、済州道の各地域の地名の由来を調べるのも、済州道の美しさを知るいい方法ではないかと思います。


会長が済州道にどのように貢献してきたのか教えてください。

  呉賛益:済州道にたくさん貢献をしたかと言えば、私はそうは思っていません。私は不動産業を活かして済州道に貢献しようと思い、ビルを1つ買って会社を作り、その株を済州道の方々に分け、また道民会館として使用しています。その物件を高値で売買することも可能でしたが、済州道民と話し合い、道民達に譲ることにしたのです。


「新・世界七大不思議自然版」推進委員会の委員長を頼まれた時の心境と、実際に委員長としてその事業に携わるようになってからの、心境の変化などありましたら、それを教えてください。

  呉賛益:それ以前に、金萬徳(キムマンドク)関連の事業に協力を依頼されて、多くはないですがお金を寄付したり、その他奨学金の寄付をする機会もあり、何か役を引き受けるにつれて事業も順調に進むということがありました、そしてお金というのは出たり入ったりして大きくなるということを学び、励みになりました。今回の日本地域の推進委員長を頼まれた時も、それは私がやるのが当然だというプライドを持って引き受けました。これは人気投票などではなく、人々に認めてもらって、支持を受けなくてはならないことなので、実績を残そうと努めてきました。
 

私も「新・世界七大不思議自然版」推進委員会 の活動には大きな広報効果があると思っています。選ばれることもたしかに重要ですが、この活動に多くの人が参加し、その過程を楽しむことも重要だと思います。

  呉賛益:不動産を買う時に、安いと言われるとなぜ安いのかなどと裏を考えてしまうように、今回の「新・世界七大不思議自然版」推進委員会の活動も最初は少し疑いました。アマゾンのような人が居ない所は不利なのだから、不公平ではないか、またアルバイトを使って電話するだけで済むのではないか、などと思ったりしたのです。でも今では、目的達成のために正しい手段を用いて、目標に向かう事が大事だという方針で活動をしています。


最後に、会長にとって故郷とはどのような意味を持つのでしょうか?鮭は回帰本能があるそうですが、人にも鮭のような回帰本能があるのか、心の故郷とはどのようなものか教えていただけませんか。

  呉賛益:両親が済州道の出身ということで、生まれた時からずっと海のそばで暮らして来ましたし、私には済州道に住んでもそれほど困難は感じないでしょう。しかし、そこに移り住むほどに済州道に愛情を持っているかどうか、自分でもわかりません。日本では野球、柔道、相撲を通して友達がたくさんできましたが、何かの機会に朝鮮人と言われて喧嘩するといったこともあり、日本が自分の故郷ではないと感じてきました。自分に経済力がついて自由に済州道に行けるようになったし、済州道も発展しているのを見て、いつも心の中に済州道があった、済州道と共に歩んできた、と感じるようになり、済州道に何か貢献したくなったのです。


新聞を創刊するにあたって、何かアドバイスを頂戴できればうれしいのですが。

  呉賛益:済州、狭い島ということもあって、それ特有の長所と短所があると思います。長所はといえば、お互いによく知っていて意思疎通が容易なことです。しかし、それは逆に短所にもなります。近ければ近いほど、いったん揉めだすと、関係がこじれやすいものですそうした可能性、危険性をよく理解したうえで、島特有の長所を生かすように努めれば済州道はさらに発展すると思います。

 インタビュアー:ソン・ジョンヒ 発行人 editor@jejujapan.com
 

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