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韓国で一番高い山、ハルラ山に挑戦 ! !
2012.02.13 (月) 牛木康男 contributor@jejujapan.com

  
   
▲ 城坂岳コースの山頂付近    撮影:牛木康男
  

済州島は2002年に世界生物圏保全地域に、2007年に世界自然遺産に、そして2010年には世界地質公園に認定されており、ユネスコ自然科学分野の3冠王に輝いています。それに加えて今回、世界7大自然景観の偉業までも成し遂げたことにより、名実ともに世界最高の自然観光地となりました。島、火山、滝、海岸、国立公園、洞窟、森の全てを備えている済州島の中心には、標高1,950mの休火山の漢拏山がそびえ立っています。韓国の天然記念物第182号に指定、保護されており、また「済州の火山島と溶岩洞窟」の主要部分の1つとして、ユネスコの世界遺産にも登録されています。様々な火山地形が独特な景観を作り出しており、非常にバラエティーに富んだ自然が存在するため、国内外から多くの登山客が訪れます。今回は、済州をおもいっきり感じるため韓国で一番高い山、漢拏山へ登ってきました。

漢拏山には整備されている登山コースが5つあります。観音寺(クァヌンサ)コース(距離8.7km)、城板岳(ソンパナッ)コース(距離9.6km)の2つは頂上まで登ることができ、互いに通じています。他の3つは、御里牧(オリモッ)コース、霊室(ヨンシル)コース、トンネココースですが、自然保護などの為に頂上までは登ることができません。今回は城板岳コースで登り、観音寺コースで下ることにしました。天気は快晴で、初冬の寒さもあまり感じませんでしたが、山ということもあり吐いた息はやはりほんのりと白くなっていました。出発地点には、あちこちに蛍光色のウェアを着ているおばさん達がいて、目がチカチカしました。ピンクが多かったかなぁ。1年前に登った時は、頂上で「おやじギャグ」で注目を浴びたので、今年も何かやってやろう!とリュックサックにあるアイテムを忍ばせました。そのアイテムとは何か?それは頂上でのお楽しみです。城板岳コースは傾斜が緩く、階段などが良く整備されていて、楽しみながら登ることができました。また道しるべもしっかりとしており、自分が今どの地点にいるのかを把握できました。自然のおいしい空気を吸い、森林浴で心も体もリフレッシュ。しかし、世界7大自然景観に選定された後ということもあって大勢の登山客で賑わっており、狭い道では人間渋滞に何度も巻き込まれました。「早く進んでくれ~」と何度も独り言を。(笑) 

   
▲ 火口脇から見た白鹿潭    撮影:牛木康男

5.8km地点には砂羅岳(サラオルム)の入り口がありました。0.6kmほど登った頂上には火口湖があり、漢拏山の頂上までが一望できるそうです。但し運が悪いと噴火口に水が溜まっていない場合も。今回は出発時間が遅かった為、それは断念しました。この付近からだんだん道が険しくなり足に負担がかかりだしました。それに既にお腹もぺこぺこ。7.3km地点にあるチンダルレ(ツツジ)待避所に11時30分ぐらいに到着しました。ここにある売店で、ユッケジャンのカップラーメンを買って食べるのが定番のようで、ほとんどの登山客が買っていました。私もカップラーメンと持参してきたとんかつとツナのキムパプ(韓国の海苔巻き)で昼食をとりました。自然の中での食事は格別でした。漢拏山では日没までに下山しなければならない為、チンダルレ待避所から先は時間制限があります。この日はそこが12時で、頂上には13:30までに到着しなければならず、ゆっくり昼食をとることができませんでしたが、頂上を目指して再スタート。キムパプを食べ過ぎて少し後悔もしましたが、厳しい傾斜を登り、やっと頂上にたどり着くことができました。最後の150mはきついので休憩を何度か挟んだほうがいいと思います。頂上にある火口湖の白鹿潭(ペンノクタム)の水は僅かでしたが、凍っておりガイドブック等で紹介されている写真とは一味違う風景を見ることができました。大勢の登山客が「ハナ・トゥル・セッ」(1・2・3)と記念撮影をしていました。では、私もそろそろ。(笑) リュックサックからハンラサン焼酎を取り出し、堂々と記念撮影。今回もやはり、周囲の人に笑われました。頂上付近からの雄大な景観を堪能したあと、観音寺コースで下山しました。頂上付近では枝に積もった雪、氷柱を見ることができ、城板岳コースとは違った景色を味わうことができました。また、橋、水場などもありました。しかし、このコースは傾斜がきつく急な石段が続き、、その上、地面が凍っていてツルツル滑る箇所があった為、神経を使いました。途中で何度も、滑っているおばさんを見かけました。お尻痛いだろうなぁ。頂上から2.4km地点には三角峰待避所がありここもまた、登山時は時間制限があります。ここから眺める三角峰も素晴らしかったです。疲れと膝の痛みがありましたが、目に入ってくる自然に励まされました。ゴールまで残り約1.5kmは、溶岩流の渓谷に沿って歩き、溶岩洞窟等を見ることができました。自然の力って本当にすごいなと改めて感じました。また、「動植物の案内図で」自然について学ぶ事ができるようになっており、小学生の授業にも使えそうな環境になっていました。こうして、約8時間かけてゴール。

今回の登山では素晴らしい自然景観を体感する事ができましたが、ペットボトル等のゴミが捨てられていたのが残念でした。みなさんが訪れた際には、1枚でも余分にゴミ袋を持って行き、1つでもいいからゴミを拾ってください。済州を肌で感じたいなら、季節ごとに姿を変え、標高によっても山の植物が変化していく漢拏山に登ってみてはいかがでしょうか。訪れたあなたにきっと大きな感動を与えてくれるでしょう。


記者 : 牛木康男   contributor@jejujapan.com

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