Update 2012.12.12 水 18:33
トップページ お気に入り
全記事一覧
首页 > 新聞 > コミュニティー > 人物インタビュー | People
「感謝の気持ちを忘れずに」
済州特別自治道知事インタビュー
2011.10.04 (火) インタビュアー : 安幸順記者 jejudesk@jejujapan.com

今年8月日と9月1日、日本の東京と大阪で成功裡に終えた「海外を訪ねていく耽羅文化祭」について、一言お願いします。
  済州を代表する文化イベント「耽羅文化祭」が今年で50回を迎えました。そこで故郷を懐かしむ66万人の在外道民たちと共にそれを祝おうとして、今回は12万5千人の済州同胞が暮らす日本で開催しました。済州の伝統と現在の姿を表現する公演を通じて、在日同胞が改めて故郷のことを考える契機になったはずです。今後も、さらに優れた企画で訪れたいと思っています。

在日済州人たちの済州に対する多大な貢献に対して報いる具体策についてお話願えませんでしょうか。
  済州が困難な時期に助力を惜しまなかった在日済州人に対して感謝を忘れず、今後はこちらがそれに報いる努力をすることが済州道民の使命です。具体的には、①諸事情で故郷を訪問できない一世を招待します。生計費、医療費、故郷訪問費用などの支援のために、関連機関やメディアを通して募金活動なども始めています。②在日の教育機関を訪問して済州図書コーナーを設置しました。さらには、済州大学校と協力して、奨学生選抜と寄宿舎提供などの計画も練っています。今後は、在日の方々の意見に耳を傾けて、さまざまな事業を企画していく所存です。

   
▲ インタビューに応じる済州特別自治道の禹瑾敏知事 撮影 : 韓昇和

「海外輸出1兆円達成と外国人観光客2百万名誘致」は知事の公約の中核の一つですが、特に日本との関係についてお聞かせください。
  長い間、日本とは非常に重要なパートナー関係を結んできましたし、今後もそれに変わりはないでしょう。輸出に関しては、日本は済州の輸出総額の25パーセントから30パーセントほどを占め、コンスタントに増加しています。新鮮な農産物と親環境商品を輸出する橋頭堡がすでに作られており、今後も在日済州人商工人などと協力して、多様な済州商品の日本輸出を拡大していくつもりです。
他方、観光について言えば、中国人観光客は今年60万名、2014年には120万名を目標にするなど順調に伸びているのに対して、日本人は18万人程度で推移し、停滞しています。そこで、日本人に対してはウェルビーイング、健康といった先進国型の新しい観光商品の開発に努めているところです。「治癒の道、済州オルレ」、漢拏山、ユネスコ世界自然遺産探訪、ゴルフ、乗馬などのレジャー、自然生態体験などが代表的な商品です。済州は韓流ドラマ、映画の撮影場が多いのでそれを活用した商品、「乱打」の常設公演も既にあり、Kポップの定期公演も協議中です。直航路線などアクセスの改善にも努力しています。

世界7大自然景観に関して、いまだによくご存じない日本人の方々に、一言お願いします。
  それはスイスの新世界7不思議財団が推進しているプロジェクトです。2007年から440箇所の世界的な自然景観が競争し、4回の予備審査で済州を含めた最終候補28か所が選ばれました。その中から、世界中の人々による、電話、メール、インタネット投票で、7大景観の順位が決まります。済州はユネスコ生物圏保全地域、世界自然遺産、世界地質公園と世界で唯一、三冠王を獲得しています。特に、世界7大自然景観の審査基準である島、火山、瀑布、海岸、国立公園、洞窟、森などすべてを備え、自然の宝の島の名にふさわしいところです。もし選定されることになれば、韓国と済州の認知度がいっそう高まり、観光客も増加することが期待されるばかりか、合わせて中国、日本など周辺国も訪問する機会が増えるはずで、東北アジアの観光市場に肯定的な影響を及ぼすものと思われます。済州が選定される可能性は非常に高いものとみなされており、現在、日本にもその推進委員会が発足しています。在日同胞ばかりか、日本の国民の皆さんにも積極的な投票参加をお願いいたしたく存じます。

済州と日本の沖縄の関係についてご意見をお聞きしたいのですが。
  済州と沖縄とは多くの面で似通っています。共に独立王国として隆盛していた歴史を持っています。地政学的に重要な位置にあり、昔から本土のみならず、周辺の強国の支配と収奪を被ってきました。とりわけ、20世紀において済州は4・3事件で数多くの悲劇を経験しなくてはなりませんでした。沖縄も、アメリカと日本の軍隊による住民虐殺という悲劇がありました。しかし何よりも、悲劇的な歴史を乗り越えて、平和のために努力している点で格別な因縁があると思っています。
したがって、済州と沖縄とはずいぶん以前から姉妹関係を通じて交流を拡大し、科学、文化交流も活発に展開されています。とりわけ、沖縄平和記念公園と平和運動は済州の平和政策の発展のためにも、多様な意味で学ぶ点があります。沖縄の事例を積極的に分析して、済州世界平和の島事業と済州4・3の完全な解決に活かしたいと思っています。済州と沖縄の平和連帯は、東北アジアの安定と平和推進に多大に寄与するものと考えています。

地震で苦境に陥っている日本に対して、済州を代表して一言お願いできませんか?
  とても他人事とは思えません。私どもも大きな衝撃を受けました。そこで被災地に、哀悼と慰労と励ましの意を込めた書簡をお送りしましたし、在済州日本領事館を訪問して、同じ趣旨の言葉をお伝えしました。済州のミネラルウオーター5000トンを支援し、道庁の公務員も2790万円の募金を送金しました。尋常でない苦痛の中でも、秩序正しく健気に災難に対処している日本の国民の姿も印象的でした。改めて、犠牲者の皆さんに慰めの言葉をお伝えしたいと思います。希望を失わず復活されますことを祈念しております。

 

 インタビュアー : 安幸順 jejudesk@jejujapan.com

ⓒ 済州ウィークリー(http://www.jejujapan.com) 記事の無断転載を禁止します | 版.聲明  
Most Popular
Photo
「在日済州人、彼らのお蔭で今日の済州があるんですよ」
兪弘濬『済州文化の深淵を込めました』
〖WCC〗世界の環境リーダー、人類に問いかけたメッセージは?
〖WCCあれこれ〗済州の生命(いのち)の森、「コッチャワル」
[청소년보호정책]
Mail to editor@jejujapan.com   Tel. +82-64-724-7776   Fax.+82-64-724-7796   청소년보호정책 : 고은영
登録番号 : Jeju Da 01093   登録時間 : 2008年 11月20日   発行人 : 宋姃姬
Copyright © 2009 jejujapan.com 掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。すべての内容は韓国の著作権法により保護されています。